利用規約

LLENS 利用規約

版 p1.v0 | 制定日 2026年9月14日 | 北海道大学 大学院医学研究院 医学研究AI支援部門(PRISM-HU)

第1章 総則

第1条(目的)

本規約は、北海道大学 大学院医学研究院 医学研究AI支援部門(以下「当部門」といいます)が北海道大学病院(以下「当院」といいます)内で運用する臨床支援 AI アシスタント「LLENS」(Large Language Enhanced Nexus System。以下「本システム」といいます)の利用に関する条件を定めるものです。

第2条(定義)

  1. 「利用者」:本規約に同意のうえ利用申請を行い、当部門の承認を受けて本システムのアカウントを発行された者
  2. 「運用チーム」:本システムの運用および利用者窓口を担う当部門の LLENS運用チーム
  3. 「院内ネットワーク」:当院の医療情報ネットワーク。外部のネットワークと接続されていない閉域のネットワーク
  4. 「指定端末」:利用申請に基づき、本システムを開くための設定が施された院内ネットワーク上の端末
  5. 「入力情報」:利用者が本システムに入力した文章、添付したファイル、その他本システムに与えた一切の情報
  6. 「出力」:本システムが入力情報に応じて生成・提示した文章、表、コード、計算結果その他一切の情報

第3条(適用範囲)

本規約は、本システムを利用するすべての利用者に適用されます。利用者は、本システムの利用を開始した時点で、本規約に同意したものとみなします。

第2章 利用資格とアカウント

第4条(利用対象者)

  1. 本システムを利用できるのは、当院の職員、および北海道大学大学院医学院・医学研究院において研究に従事する者のうち、当部門が承認した者に限ります。
  2. 利用者が異動・退職等により前項の資格を失ったときは、速やかに運用チームに届け出るものとし、当該利用者のアカウントは停止されます。

第5条(利用申請と承認)

  1. 本システムの利用を希望する者は、当部門が定める申請フォームから申請を行います。申請にあたっては、本規約を読み、その内容に同意する必要があります。
  2. 申請に基づき、当院の医療情報企画部が指定端末の設定を行います。設定完了後、利用者は指定端末から本システムにアクセスしてアカウントを作成します。
  3. アカウントは、運用チームの承認をもって有効になります。運用チームは、承認を行わないこと、または承認に条件を付すことがあります。

第6条(アカウントとパスワードの管理)

  1. 利用者は、自己のアカウントおよびパスワードを自己の責任で管理するものとします。
  2. 利用者は、アカウントおよびパスワードを他者と共有してはならず、自分以外の者に本システムを使用させてはなりません。
  3. 前項に違反して行われた本システムの利用は、当該アカウントの利用者による利用とみなします。
  4. アカウントまたはパスワードが第三者に知られた、または知られたおそれがあるときは、利用者は直ちに運用チームに連絡し、その指示に従うものとします。

第3章 利用条件

第7条(利用環境)

  1. 本システムは、院内ネットワークに設置されたサーバー上で稼働し、院内ネットワークの外部とは通信しません。
  2. 本システムへのアクセスは、指定端末からに限ります。
  3. 本システムは、Web 検索、外部の文献データベース、外部のクラウドサービス等を参照しません。本システムが参照できるのは、あらかじめ本システムに取り込まれた文書、院内ネットワーク上の情報、および当部門が本システムからの接続を認めた院内システムのデータに限られます。

第8条(利用目的)

  1. 利用者は、本システムを当院における診療、研究、教育およびこれらに付随する業務の目的に限って利用するものとします。
  2. 利用者は、業務上必要な範囲を超えて本システムに情報を入力してはなりません。

第9条(入力情報の取扱い)

  1. 入力情報は、院内ネットワーク上のサーバーに保存され、院内ネットワークの外部に送信されることはありません。
  2. 患者に関する情報は、業務上必要な範囲で入力することができます。入力にあたっては、氏名・患者 ID 等を取り除くなど、可能な限り匿名化を施すものとします。本システムは院内ネットワークの内側で稼働しているため、当院の医療情報ネットワークに関する規程に従う限り、匿名化していない患者情報を入力することも妨げません。
  3. 前項にかかわらず、利用者は、患者情報の取扱いについて、当院の定める規程および所属部署の規則に従うものとします。
  4. 本システムのチャット履歴(入力情報および出力)は院内ネットワーク上のサーバーに保存され、当部門は、本システムの運用、保守、安全管理、および利用状況の確認のために、必要に応じてこれを閲覧・監査することがあります。利用者が画面上で削除したチャットについても同様です。
  5. 利用者は、パスワード、認証情報その他秘密として管理すべき情報を本システムに入力してはなりません。

第10条(出力の性質と利用者の責任)

  1. 本システムの出力は、大規模言語モデルが生成した文章であり、その正確性、完全性、最新性および特定の目的への適合性は保証されません。出力には、事実と異なる内容、存在しない文献・数値、改訂前のガイドラインに基づく内容が含まれることがあります。
  2. 本システムの出力は参考情報にとどまります。診療上の判断、診療録その他の文書への記載、およびそれらに基づく行為は、利用者自身がその責任において行うものとします。最終判断と記載の責任は利用者が負い、当部門および運用チームはこれを負いません。
  3. 利用者は、出力を利用するにあたり、必要に応じて原典(診療ガイドライン、添付文書、院内マニュアル等)にあたって内容を確認するものとします。

第11条(参照文書の取扱い)

  1. 本システムが参照する文書は、院内ネットワーク上の文書、および当院の各部門の許可を得て当部門が収録した文書です。
  2. 利用者は、運用チームの許可なく、これらの文書および本システムがこれらに基づいて生成した出力を、院内ネットワークの外部へ持ち出し、外部に公開し、または再配布してはなりません。持ち出し・公開を希望するときは、事前に運用チームに申し出て、その指示に従うものとします。

第12条(禁止事項)

利用者は、本システムの利用にあたり、次の行為を行ってはなりません。

  1. 第6条に違反して、アカウントまたはパスワードを他者と共有し、または他者に本システムを使用させる行為
  2. 第8条に定める目的以外で本システムを利用する行為
  3. 第11条に違反して、運用チームの許可なく参照文書または出力を院内ネットワークの外部へ持ち出し、公開し、または再配布する行為
  4. 本システムまたは院内ネットワークに対する不正アクセス、改変、過度の負荷をかける行為、その他運用を妨げる行為
  5. 本システムの設定、制限または安全対策を回避しようとする行為
  6. 法令、北海道大学および当院の規程、または公序良俗に反する行為
  7. その他、当部門が不適切と判断する行為

第13条(報告義務)

利用者は、次のいずれかを認めたときは、速やかに運用チームに連絡するものとします。

  1. 本規約に違反する行為(自己によるものか他者によるものかを問いません)
  2. 本システムの障害、または利用できない状態
  3. 本システムの想定外の挙動(明らかに誤った出力、他の利用者の情報が表示される等)
  4. 前各号に準ずる、本システムの安全な運用に影響しうる事象

第4章 運用

第14条(サービスの提供・変更・停止)

  1. 本システムは、当部門の研究の一環として提供される試験運用中のシステムであり、当部門は、機能の追加・変更・廃止、搭載モデルの変更、および運用方法の変更を、利用者への事前の通知なく行うことがあります。
  2. 当部門は、保守、障害対応、安全上の理由その他必要と判断したときは、本システムの全部または一部の提供を一時的に停止することがあります。
  3. 本システムの計画停止その他の運用情報は、本サイトのお知らせ等で周知します。

第15条(アカウントの停止・削除)

  1. 当部門は、利用者が本規約に違反したと認めたとき、または本システムの安全な運用のために必要と認めたときは、事前の通知なく当該利用者のアカウントを停止または削除することがあります。
  2. 第4条第2項により利用資格を失った利用者のアカウントについても同様とします。
  3. アカウントの停止または削除により利用者に生じた不利益について、当部門は責任を負いません。

第16条(免責)

  1. 当部門は、本システムの出力に基づいて利用者または第三者が行った判断および行為について、責任を負いません。
  2. 当部門は、本システムの停止、障害、データの消失、その他本システムの利用または利用できないことにより利用者に生じた損害について、当部門の故意または重大な過失による場合を除き、責任を負いません。

第17条(利用状況の分析)

  1. 当部門は、本システムの運用改善および研究のため、利用状況(利用回数、利用時間帯、機能の利用傾向、入力情報・出力の内容の傾向、利用者の操作の履歴等)を収集し、集計・分析することがあります。
  2. 前項の分析結果を学会発表・論文その他の形で公表するときは、利用者個人および患者が特定されない形で行います。

第18条(規約の変更)

  1. 当部門は、必要に応じて本規約を変更することがあります。
  2. 変更後の規約は、本サイトに掲載した時点から効力を生じます。重要な変更については、本サイトのお知らせ等で周知します。
  3. 変更後に利用者が本システムを利用したときは、変更後の規約に同意したものとみなします。

第19条(問い合わせ先)

本規約および本システムに関する問い合わせは、次の運用チームまでご連絡ください。

北海道大学 大学院医学研究院 医学研究AI支援部門(PRISM-HU) LLENS運用チーム
電話:011-706-5352(内線 5352)
メール:prism-hu-office@pop.med.hokudai.ac.jp

附則

本規約(p1.v0)は、2026年9月14日から施行します。

運営: 北海道大学 大学院医学研究院 医学研究AI支援部門 / PRISM-HU(LLENS運用チーム)

TEL 011-706-5352(内線 5352) / prism-hu-office@pop.med.hokudai.ac.jp

© 2026 PRISM-HU, Hokkaido University

PRISM-HU